自宅でヨガする時に、寒いと感じる人
自宅でもホットヨガっぽくしたい人
コロナ禍やお仕事の多忙さのためにスタジオに行けなくて、ご自宅でヨガを楽しんでいらっしゃる方は多いと思います。
けれど、自分のお家だと室温や湿度がスタジオとは全然違うので切なくなりますよね。
私もコロナ禍初期にスタジオに行けなかった時は、YouTubeを見ながら自宅でヨガをしていましたが、どうしても物足りない。
その時に思ったのは
少しでも自宅をホットヨガっぽくしたい!
色々と試行錯誤した結果、ファンヒーターと加湿器を使うことで、マットの上だけなんちゃってホットヨガ環境を作れたので、紹介していきます。
ヨガマットの上だけでも保温と加湿をすると、ホットヨガっぽくなる
保湿は温風の出るファンヒーターがおすすめ
加湿は温かいミストの出る加湿器がおすすめ
床が冷たい人はホットカーペットを使う
電化製品を使うので、電気代・お手入れ・収納場所が必要
ホットヨガの環境とは
ヨガをしたことがない人によく聞かれる質問のひとつ
ヨガとホットヨガって何が違うの?
レッスンの内容などはスタジオによって様々ですが、いちばんの違いは「スタジオ内の環境」です。
スタジオによって設定は違うものの、基本的には「高温多湿」
室温は30℃前半~40℃前半、湿度は50~60%以上の環境を季節に関わらず整えています。
ホットヨガの効果
温かいので動きやすい
寒い季節って体がガチガチに硬くなったり、寒くてうまく動けない経験ってありませんか?
けれど春が来て夏が来て…と温かくなると、動きやすくなりますよね。
温かい場所で体を動かすことは、筋肉や関節も動かしやすくなるし、動かしやすいからこそ柔軟性が増したり、ケガの予防にもつながるという効果があります。
湿度が高いので喉に優しい
冬にエアコンをつけて寝ると、翌朝喉がガラガラになったりしますよね。
その原因の多くは「乾燥」です。
空気が乾燥をしていると、どうしても喉や気管に負担をかけてしまいます。
呼吸を大切にするヨガは、それなりの湿度のある環境で行うのが体にも優しいと思います。
【デメリット】脱水に注意
温かい環境で体を動かす時に注意したいのが「脱水」です。
「脱水」というと夏に起こりやすいイメージですが、実は水分摂取の減る冬にも起こりやすいと言われています。
私も冬になるとついつい水分摂取が減り気味です。
体を動かす時は、汗もかきますし、水分はしっかりと摂るようにしてくださいね。
プチホットヨガエリアの作り方
自宅でヨガする時に、お風呂でしてみたらどうかな?とか、入浴中にポーズだけてみようかな?とかサウナスーツ買おうかな?とか思いますよね。
私も思いました!
けど、お風呂場ってそんなに広くないし…。
入浴中って、ヨガのポーズするだけになるので、求めているのはそこじゃない。
サウナスーツ… 可愛くないし、気分乗らない。そもそも息を吸うときの温度と湿度が欲しいの!
けど、部屋を高温多湿にしたらカビが生えてしまうし、そもそもそんなに簡単にホットヨガのスタジオのようにはならない!
だったらせめてマットの上だけでも高温多湿にしたーい
たまたま良さげな加湿器を見つけたのでプレゼントしたら当たり!だったよ。
ファンヒーターを使う
ホットヨガのスタジオって、それなりの広いスタジオ全体を温めてありますよね。
室温はだいたい38~40℃くらいに設定されていますが、この温度設定を自宅で作るのは大変です。
けれど、狭いエリアだったら、結構簡単に暖かい空間は作れます。
私が使ったのはガスファンヒーター。
東邦ガスのRC-41FSEを使用しています。
温度設定が出来るので、好きな温度の温風が出てきて「マットの上だけ」温めることが簡単に出来ます。
また、ガスがない場合は電気のファンヒーターという選択もあり。
温風を浴びながら動くことで、ホットヨガな気分が味わえます。
車中泊用に購入したファンヒーターが小型なのにハイパワーでおすすめ
加湿器を使う
室温以外にホットヨガで大事なのが「湿度」。
多くの場合ホットヨガスタジオでは55~60%の湿度を保つように設定されています。
しかし、そんな湿度を部屋の中でやったらがカビが生えてしまうかも。
そこで私がやった方法は「自分だけ集中的に加湿器の湯気を浴びる」という方法。
顔に浴びるとますますホットヨガっぽくなるよ
加湿器だったらなんでも良いわけでもなくて、「暖かい蒸気が出る加湿器」がおすすめです。
冷たい蒸気だと、正直寒いですし、そもそも「ホットヨガ感」がないのです……。
2022年の12月に購入したモダンデコの加湿器がおすすめ。
ホワイト・グレー・ブラック・ラベンダーの4色あるよ
アイリスオーヤマのUHK500は省エネタイプだったけどミストが冷たかったよ
見た目はそっくり。
違いはモダンデコはUV除菌とヒーター機能が付いてるところ
ホットカーペットを使う
床が冷たいのが苦痛だったり、LAVA(ラバ)のウッドストーン感や岩盤浴っぽくしたいのであれば、ホットカーペットがおすすめ。
自宅でオンラインヨガを開催されてるイントラさんから教えてもらいました
マットよりも少し大きめのホットカーペットを用意してその上にマットを敷くだけなので簡単です。
ヨガマットのサイズの多くは長さ約170㎝・幅は約60㎝のものが多いので、ご自宅の環境や好みでサイズを選ぶのがおすすめです。
ヨガマットのサイズ程度が良い人 → 1畳用(176㎝×88㎝)
ヨガマットよりも少し余裕の欲しい人 → 1.5畳用(180㎝×126㎝)
ヨガマットを縦に使って開脚前屈したい人 → 2畳用(176㎝×176㎝)
(アイリスオーヤマIHCシリーズの場合)
デメリット&注意事項
電気代がかかる
当然と言えば当然ですが、電化製品やガス製品を使えば、電気代やガス代がかかります。
なので加湿器のヒーターはヨガする時だけ使います。
ファンヒーターも必要な時だけ使うので、「速暖タイプ」が便利だと思います。
ヨガの時だけ使うのがおすすめ
お手入れが必要
電化製品、特に風を起こしたり水を使うものってお手入れが必要です。
なので購入する時はお手入れが簡単そうなものを選ぶのがポイントのひとつになります。
モダンデコの加湿器も、ファンヒーターも比較的お手入れ簡単だよ
収納の場所が必要
冬の間はそれなりに使うとしても、夏になれば使わないグッズはどうしても収納場所が必要。
我が家は収納場所があまりないですが、過去色々買い物を失敗して思ったのは「四角い方が収納しやすい」こと。
もちろんコンパクトであればあるほど場所は取りませんが、その分お値段が高かったり機能が悪かったりするので、季節家電は収納のことも考えての購入がおすすめです。
箱に入れて収納すると積み上げれるので便利だよ
まとめ
- 自宅でホットヨガ気分を味わうには、マットの上だけの環境を作ってみる
- 温めるのは温風が出るファンヒーターがおすすめ
- ミストを温める機能が付いている加湿器がおすすめ
- 床を温めたいならホットカーペットがおすすめ
- 電気代がかかるので、ヨガの時だけ使うべし
- お手入れは簡単なものを選ぼう
- 四角くてコンパクトな家電が収納しやすい
コメント