ヨガの体験予約をしたはいいけど、はじめてのヨガだと、何か勉強していったがいいかな?と思いますよね。
私ははじめてヨガのレッスンを受けた時は、そう思いつつも何も知識なく受けてしまい、あまり効果を感じずに終わった記憶があります。
折角時間とお手間を使っていく体験レッスン。
どうせならば効果を存分に知りたいですよね。
このページでは、LAVAの受講回数1200超え・ヨガの民間資格RYT200を保有する私ノリンが、ヨガのポイントを簡単に3つにしぼって解説していきます。
同時に、初心者の人が感じる不安
はじめてで全然できないけど、恥ずかしくないの?
についても説明しています。
ヨガは初心者でも体が硬くても大丈夫だよ
ヨガは基本的に鼻呼吸
お尻の二つの骨で床をとらえる
背筋はまっすぐに伸ばす
ヨガは競争ではないので他の人と比べない
呼吸は鼻から吸って、鼻から吐く
ヨガって呼吸が云々って聞くけど難しくないの?
ヨガの呼吸法は色々あるけど、基本は鼻から吸って鼻から吐くよ
ヨガにはいろいろな呼吸法があり「プラーナヤーマ」と呼ばれています。
ヨガではこの呼吸に意識を向けて体を動かします。
「呼吸法」はレッスンのプログラムの中に組み込まれている場合もありますが、レッスン中は概ね常に「鼻呼吸」
「鼻から吸って、鼻から吐く」
LAVAの場合は、5秒で吸って5秒で吐く…が基本となってレッスンのプログラムが作られています。
例えば
「吸いながら、腕を横からひろげて頭の上で合掌(がっしょう)」
「吐きながら、腕を横からおろす」
など、呼吸に合わせて体を動かしていきます。
けど、あまり運動したことがなかったり、ホットの環境では暑くて苦しいよって場合には、口からは~~っと吐き出しても大丈夫です。
ヨガの基本は呼吸にもあります。
是非、ご自身の呼吸を意識して、1時間のレッスンを楽しんできてくださいね。
お尻の二つの骨で床を押して座る
座り方のポイントとかあるのかな?
座ってるポーズは基本的にお尻の二つの骨は常に床についてるよ
ヨガのポーズといえば、「ハトのポーズ」が有名ですが、座禅をしているような、あぐらで座っているイメージがありますよね。
座り方はあぐらや正座、膝を立てた座り方なともありますが、全て基本は一緒です。
座ってるポーズの基本は、お尻の二つの骨(座骨)をしっかりと床につけて体を安定させます。
レッスンではじめて座るときに「お尻のお肉をかきだして、お尻の二つの骨(座骨)で座りましょう」と促されると思います。
個人的には、お尻のお肉を外に出しただけでは座骨を感じにくいと思うので、是非以下の方法で座骨を感じてください。
- あぐらで座る
- 手のひらを上に向けて、外側から太ももの下に手を入れて、太もものお肉を外にかきだす
- 手のひらを上に向けて、お尻の下に手をいれて、お尻のお肉を外にかきだす
- 手のひらを上に向けて、お尻の下に手を入れて、骨がどこにあるのかを確認する
- 正座で座る
- 手のひらを上に向けて、少しお尻を持ち上げて、後ろ側から太ももの内側~会陰部のあたりに手を入れて、太もものお肉を外にかきだす(パンツのラインをなぞる感じ)
- 手のひらを上に向けて、少しお尻を持ち上げて、後ろ側からお尻の下に手をいれて、お尻のお肉を外にかきだす(お尻のお肉を背中側に流すイメージ)
- 手のひらを上に向けて、お尻の下に手を入れて、骨がどこにあるのかを確認する
- 腰を立てて座ると、足の裏で座骨を感じる場合が多い
まっすぐ座るときだけではなくて、
横に倒れる時も
体をねじる時も
お尻の二つの骨は床にくっつけたままだよ
横に倒れる「側屈(そっくつ)」もお尻の二つの骨(座骨)は床につけたまま行います。
それは、「体の横側を伸ばしたいから」です。
わきの下~ウエストのあたりにかけて伸ばしたいです。
真っすぐに横に体を倒すようにしましょう。
お尻が浮いてしまうと伸びないので、しっかりと土台を安定させて、気持ちよく伸びてみてくださいね。
体をねじる「ツイスト」もお尻の二つの骨(座骨)は床につけたままです。
それは土台を安定させると、体をしっかりとねじれるからです。
たくさんねじるよりは「ねじれて気持ち良い~!」を味わうようにしてくださいね。
背筋はまっすぐ伸ばす
他にも色々ポイントあるよね?
ポーズによってポイントは色々だけど、基本は背筋は「常にまっすぐ」だよ
ヨガをしている人は姿勢が良いイメージはありませんか?
それはヨガは背筋を伸ばしながら体を動かすことが多いので、自然と姿勢が良くなるからです。
しばらくヨガを続けていると、猫背が改善したり、よく聞くのが「身長が1センチ伸びた」という声。
私もヨガをはじめてから身長が1センチ伸びました。
つまりヨガは「背筋を伸ばす」ことが体の動かし方の特色とも言えます。
注意が必要なのは「伸ばす」ではなく「反らす」をしてしまうこと。
または、しっかりと伸ばしきれないこと。
せっかく座骨でしっかりと床をとらえても、背中が曲がって猫背になっていたり、反り腰で腰に負担がかかっていては体が上手に使えません。
座骨でしっかりと床をとらえて座ったら、背筋を天井に向かってまっすぐに伸ばして座りましょう。
立ってても座ってても、「天井にまっすぐ」だよ
軽くお腹や背中の筋肉に力を入れて、体をしっかりと支えてください。
「背中の骨を下からいっこいっこ積み上げる感じ」
「あと1センチ身長高く伸びる感じ」
「上から見えない糸でひっぱられるように」
などと、インストラクターの先生は背筋を伸ばして欲しいタイミングで教えてくれます。
ポーズによっては、背中を反らしたり、丸めるポーズもありますが、基本ポーズは「背筋はまっすぐ上に伸ばす」なので、是非覚えていてください。
他のひとと比べないことが大切
はじめてだから恥ずかしくないかな
ヨガは競争ではないから比べる必要はないよ。
そもそも、みんな自分に集中してるから、周囲はあまり見てないと思うよ。
ヨガスタジオに行くと、長年やってる人も多く「全然出来ない自分が恥ずかしい」と感じる人もいるようです。
けれど、その「長年やってる人」も、はじめは初心者だったんですよね。
私も今では色々なポーズが出来るようになりましたが、はじめは四つん這いさえも怪しかったです。
バランス感覚も悪くて、片足で立つなんてとんでもない話でした。
腕が弱かったので、はじめの2年くらいはサポーターつけてやってたよ。
ヨガとほかのスポーツの違いですが、それは「人と比べないこと」です。
「ヨガ」という言葉は聞きなれてる人も多いと思いますが、もともとは古代から続く教えのひとつです。
一般的に「ヨガ」と思われているのは、ヨガの中でも「アーサナ(坐法)」と呼ばれる部分に過ぎません。
日本でもいわゆる「ヨガ」は「ヨーガ」の教えの中の「アーサナ(坐法)」を指してるよ。
ヨガの教えでは、
「他人を羨ましがったり、無理して運動してケガをしたり、出来ない自分にフォーカスしても全然幸せじゃないよね?
そういうことはしなくてもいいよ」
ってことを教えてくれています。
とはいっても、学び続けることや進化を続けることは「しあわせになる方法」としてもちろん推奨されています。
もし比べるのであれば自分自身と比べてください。
ヨガをはじめようかな?と考えてるだけだった「自分」と、行動を起こしてヨガスタジオまで来た「自分」。
それだけでもとても進化してますよね。
他人と比べるのではなく、少しでも進化をした自分自身にフォーカスして、自分で自分のことを認めてあげて欲しいです。
まとめ
ノリンちゃん、ありがとう
呼吸と姿勢を整えつつ、楽しんでくるね
ヨガは体だけではなく心も整うよ。
はじめはとにかく楽しんで来てね!
- 呼吸は「鼻から吸って」「鼻から吐く」 苦しかったら口呼吸もOK
- お尻の二つの骨で床をとらえる
- 背筋はまっすぐ上に伸ばす。猫背や反り腰に注意
- 他人と比べる必要はない
- とにかくレッスンを楽しむ
- スタジオまで来るという行動をした自分自身を絶対に褒めてあげて欲しい
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